【厳選7冊】初心者におすすめのデザイン本 〜独学向け〜

【厳選7冊】デザイン初心者におすすめな本 〜独学向け〜

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デザイン事務所で働いていた頃はイラストを描くだけで良かったのですが、フリーランスになったらデザインの必要性をひしひしと感じるように。デザイン力をアップするべく、本でせっせと独学をしはじめました。

本を読み始めてから2年程度、デザイン力にも少し変化が出てきたのではないかなと感じているので、今回は、

  • 前半:デザインを総合的に学べる本
  • 後半:デザインをカテゴリー別にじっくり学べる本

という構成で、買ってよかったデザイン本をまとめておきたいと思います。

デザインの勉強をしたい…!と思ったその時に、参考にしていただければ。

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この記事はこんな人におすすめ

  • デザイン初心者
  • 独学でデザイン力をアップしたい人
  • デザインの基礎は学んだことがあるけれど、実践経験が少ない人

ここまで読んでもうお気づきだと思いますが、デザイン上級者向けの内容ではないので、予めご了承ください。

それでは、まず「デザインを総合的に学べる本」の紹介からスタートしたいと思います。

デザインの「基礎」を学びたい人におすすめ

なるほどデザイン

独学にオススメのデザイン本「なるほどデザイン」

読み終わった瞬間、永久保存するぞっ…!てなった本書は、

デザイナーの頭の中で行われているプロセスや考え方を、豊富なビジュアル(作例やイラストなど)とともにわかりやすく解説してくれる、デザイン書籍のベストセラー。

感覚的ではない、ロジカルなデザインプロセスが、とても勉強になりました。

この本の中で一番刺さったのが、

デザイナーが作りたい、やりたい表現からスタートすると、内容の良さを犠牲にしたデザインになりがち。(中略)「内容のことを考え抜いて作ったら、勝手にデザインはこうなっていました」というのが理想のアプローチだと思います。

引用元:筒井 美希 著『なるほどデザイン 目で見て楽しむデザインの本。』(株式会社エムディエヌコーポレーション)

という部分。新しいデザインを考えるときに必ず頭の中に思い浮かべる「お守り」のような言葉です。

実際に「手を動かして」デザインを学びたい人におすすめ

デザインのドリル

独学にオススメのデザイン本「デザインのドリル」

めちゃくちゃ人気で2冊目も販売された「デザインのドリル」。

「なんだか垢抜けないなぁ…」
「上手くいかないなぁ…」

というときは、その道のプロや結果を出している人の真似から入るのが、きっと一番の近道なんだろうなぁ、というのは身を持って実感しているのですが、、、

それを叶えてくれたのがこの本でした。

1日1問×30日、プロの作品をトレース&模写することで、デザインの引き出しを増やすことができます。

デザインの現場で何年もかけて身につけたプロの技をリーズナブルな価格で伝授してもらえる時代…!ありがたすぎるっっ!!と思った一冊。

*注意点 ツール操作の説明は一切ないため、ツールに触れるのが初めて、という方は別の本や講座で基礎を学んでから取り組むのがオススメです。

こちらもおすすめ! なんと。Adobe CCを30,000円以上も安く購入できる方法を紹介しています。しかも、Adobeソフトの基礎講座付き!気になる方はぜひ。

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ここからは、「カテゴリー別にじっくり学べる本」を紹介していきます。

「レイアウト」「余白」について学びたい人におすすめ 

けっきょく、よはく。

独学にオススメのデザイン本「けっきょく、よはく。」

デザイン専門学校に通っていた頃、自分と友だちの相違点は「余白」であることに気付き、鈍器で頭をぶたれたような感覚になったことがあります。その記憶が蘇り、Amazonでポチッとしました。結論から言うと、大当たり◎

何が良かったのかと言うと、

  • 作例が豊富
  • NGデザインの何がどうイケてないのかが、わかりやすく解説されている
  • 新米デザイナーの“いまいち”さんと、ベテランデザイナーの“しゅっと”先輩のかけあいのような構成が楽しく、スイスイ読める

デザインのOK例とNG例を比較し、「余白=洗練」 であることを頭に叩き込んでくれる良書です。

著:ingectar-e
¥1,834 (2023/09/26 14:32時点 | Amazon調べ)

「文字」について学びたい人におすすめ 

ほんとに、フォント。

独学にオススメのデザイン本「ほんとに、フォント。」

先ほど紹介した「けっきょく、よはく。」の第2弾。

どのフォントを使えばいいの?に答えをくれる一冊。

良かった点を思いつくままに一文で表すと、

カフェデザイン、ビジネスデザイン、カジュアルデザインなど、シーン別にどのようなフォントを使えば良いかが具体的に紹介されているので、すぐに実践できるところ。

この本に出会って、フォント選びがとにかく楽しくなりました…!

著:ingectar-e
¥1,834 (2023/09/26 14:34時点 | Amazon調べ)

「配色」について学びたい人におすすめ 

配色デザイン良質見本帳

独学にオススメのデザイン本「配色デザイン良質見本帳」

配色のことを勉強したいと思った時に、Amazonレビューで評価が高かったので購入したのがこちらです。

おすすめポイントは、

  • イメージからのアプローチ(直感)と、使いたい色からのアプローチ(理論)、2方向から配色が学べる
  • 作例が、実際に世の中に出ている商品や広告ばかりなので、見ているだけで楽しい
  • 配色に悩んだとき、パラパラめくるとヒントがもらえる

基礎から実践的な理論までバランスよく解説されているので、「色のこと、まだ何もわかっちゃいません」という方への入門書としては最高だと思います。

「Webデザイン」を学びたい人におすすめ 

ここまでは「デザインの基礎」や「グラフィックデザイン」をメインとした本でしたが、ここからは「Webデザインを勉強したい!」という人にオススメの本を紹介させていただきます。

これからはじめるHTML & CSS

独学にオススメのデザイン本「これからはじめるHTML&CSS」

ブログのカスタマズで大変お世話になったサルワカさんが紹介していたのが、こちらの本。

これでもかという程1つ1つ丁寧に説明されているので、途中で挫折することなくの基礎学習を完遂することができました。

1日かかっていたカスタマイズが数時間でできるようになったときは、「遂に私もここまで出来るようになった…!」と素直にめちゃくちゃ嬉しかったです。

  • 知識ゼロ、完全初心者の人
  • Webデザインについて、基本の「き」を身につけたい人
  • 短時間でブログのカスタマイズができるようになりたい人

そんな方にオススメです。

著:千貫 りこ, 読み手:ロクナナワークショップ
¥2,178 (2023/09/26 14:38時点 | Amazon調べ)

こちらもおすすめ! 「これからはじめるHTML & CSS」を使った勉強法について、詳しくはこちらの記事で語っています。気になる方は、ぜひ!

Webデザイン良質見本帖

独学にオススメのデザイン本「Webデザイン良質見本帳」

「見本帳」というタイトル通りの良質なWebサイトを集めた一冊。

個人的には、「デザインの印象にはルールがある」ということを教えてくれるパート1が一番勉強になりました。

この本の紹介文を書いていてふと頭に浮かんだのが、

『アイデアというのは閃くのではなく、思い出すもの』

という塩谷舞さんの言葉。

415点と実例が非常に多いので、一読しておくと、アイデアに詰まった時に素晴らしく役に立つ予感がします。

キップム
キップム

2021年12月、40,000部突破したベストセラーが4年半ぶりの大改訂!第2版が出たよ。

おわりに:初心者におすすめのデザイン本まとめ

ということで。自分がどんな本を買って、またそのときどきでどんなことを感じたのかの記録を取っておくことは面白いなぁと思いながら、今まで読んだデザイン本を振り返ってみました。

読み途中の本もいくつかあるので、読破して「よかった…!」と思えたら、コチラに追加していきたいなと思っています。

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〜おさらい〜

デザインの「基礎」を学びたい人におすすめ
なるほどデザイン

実際に「手を動かして」デザインを学びたい人におすすめ
トレース&模写で学ぶ デザインのドリル

「レイアウト」「余白」について学びたい人におすすめ 
けっきょく、よはく。

「文字」について学びたい人におすすめ 
ほんとに、フォント。

「配色」について学びたい人におすすめ
配色デザイン良質見本帳 イメージで探せて、すぐに使えるアイデア集

「Webデザイン」を学びたい人におすすめ 
デザインの学校 これからはじめる HTML & CSSの本[Windows 10 & macOS対応版]
Webデザイン良質見本帳 目的別に探せて、すぐに使えるアイデア集

文章: yoko( @_yoko51_

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