【Mac】Time Machineにオススメの外付けHDDはどれ?失敗しない選び方もご紹介

【Mac】 Time MachineにオススメのHDDと失敗しない選び方

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Time Machine は、Mac に組み込まれているバックアップ機能。

設定しておくと、

  • 間違って削除してしまったデータを救出できる
  • 突然のトラブル(Macがいきなり立ち上がらなくなる…!!!など)があっても、データを守ることができる
  • 古いMacから新しいMacへのデータ移行が、超簡単

などのメリットがあり、今までにどれだけ救われたことか。

先日、iMacを新調し、Time Machineを改めて設定したのですが、その際に、

yoko
yoko

外付けHDDって何買えばいいの…??

と数日間悩んだ昔のことをふと思い出しました。

ということで、今回の記事ではTime MachineにオススメのHDDと失敗しない選び方をまとめていきたいと思います。

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この記事はこんな人にオススメ

  • Time Machine用のHDD何買えばいいの?と悩んでいる人
  • iMac(24-inch, M1, 2021)ユーザー

この記事を読めば、わかること


 Time MachineにオススメのHDD(ポータブルタイプ)と失敗しない選び方がわかる!

【Mac】Time Machine用外付けHDDを選ぶ4つのポイント

Time Machine用外付けHDDを選ぶうえで、押さえておくべきポイントがあるので、まずはそこから紹介していきます。

外付けHDDを選ぶポイント!

その1、使っているMacのUSBポートの形状を確認する

その2、据え置きタイプか、ポータブルタイプかを選ぶ

その3、HDDの容量を決める

その4、転送速度を確認する

その1、使っているMacのUSBポートの形状を確認する

USBポート、Type-AとType-Cの画像
画像引用元:aNote より

Macの場合、USBポートの種類は2つ。Type-AとType-Cがあるので、使っているMacがどちらの端子かを確認します。

2つの違いは何かというと、形状。Type-Aは平らな長方形、Type-Cは平らな楕円形をしています。

ちなみに以前私が使っていたiMac(21.5-inch, Mid 2011)は、Type-A、
現在使っているiMac(24-inch, M1, 2021)は、Type-Cでした。

キップム
キップム

最新のApple製品にはType-Cが多く採用されているよ!

その2、据え置きタイプか、ポータブルタイプかを選ぶ

外付けHDD「据え置きタイプ」と「ポータブルタイプ」の画像

外付けHDDのタイプは、「据え置きタイプ」と「ポータブルタイプ」の2種類。

2つの違いを簡単にまとめたので、選ぶときに参考にして頂ければと思います。

項目据え置きタイプポータブルタイプ
価格安い少し高い
サイズ大きい小さい
電源必要不要
容量6TB以上の大容量が豊富にある2〜5TBのモデルが主流
キップム
キップム

オレンジの文字がメリットだよ。

  • 価格:同じ容量の場合、据え置きタイプの方がやや安い
  • サイズ:ポータブルタイプは、据え置きタイプより小さくて軽い
  • 電源:据え置きタイプは、ACアダプターから電源を供給するのでコンセントが必要。ポータブルタイプは、パソコンを通して電源を供給するバスパワーなのでコンセントへの接続が不要

価格or容量重視なら「据え置きタイプ」、持ち運ぶor見た目をスッキリさせたいなら「ポータブルタイプ」なのかなぁ、と。

私はデスクトップ型のiMacを使用していますが、PC周りはスッキリさせたい派なので、コンパクトで電源不要な「ポータブルタイプ」を選びました。

その3、HDDの容量を決める

画像引用元:Amazon より

次に。

一番悩んだ容量について。目安は、、、

バックアップされる容量(現在の使用サイズ)の2倍〜3倍、またはそれ以上がオススメ。

キップム
キップム

後で、バックアップされる容量の確認方法も
説明するから安心してね!

自分の中で、この結論に至った理由は2つ。

1、Google検索をかけると回答はさまざま。ネット情報では正解が見出せなかったので、Appleに電話し聞き取り調査を決行。オペレーターさんから上記のようなアドバイスを頂いたから。

2、元勤務先のデザイン会社でお世話になり、信頼できる会社であることを知っている株式会社Too(デザイン・クリエイティブ製品全般を取り扱う総合商社)のサイトにもそのように書いてあったから。

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バックアップされる容量を確認する方法

macOS Ventura以降と以前(←リンクをクリックすると該当箇所にジャンプできます)
では確認方法が違うので、どちらも解説していきます。

macOS Ventura以降をお使いの場合

1. 画面左上にあるAppleマークから「システム設定」を選択

macOS Venturaの画面

2.「一般」から「ストレージ」を選択

macOS Venturaのシステム設定画面

3.「すべてのボリューム」をクリック

macOS Ventura_システム設定のストレージ画面

4. Time Machineでバックアップしたいボリュームの総量を確認

macOS Ventura_ストレージ画面

この場合 約220GB(Macintosh HD)+ 約580GB(外付けHDD)= 800GBなので、1.6TB 〜 2.4TB 、またはそれ以上のHDDがオススメになります。

バックアップする必要がないフォルダや、外付けHDDなどのデバイスがあれば、その分は除いて計算してください。

以前のバージョンのmacOSをお使いの場合

1. システム環境設定の「 Time Machine 」を選択

システム環境設定の画面

2. 右下の「オプション」をクリック

Time Machine の環境設定画面

3. Time Machine でバックアップする必要がないフォルダや、外付 HDD 等のデバイスがあれば「+」をクリックし設定

Time Machine の環境設定画面

4. 3の設定が完了したら、「バックアップ完了後の予想サイズ」を確認

「バックアップ完了後の予想サイズ」確認画面

この場合、約200GBなので、 400GB 〜 600GB 、またはそれ以上のHDDがオススメになります。

その4、転送速度を確認する

画像引用元:Amazon より

同じUSBでも規格の違いによって、転送速度が変わってきます。

良く見るのが「USB2.0」、「USB3.0」、「USB3.1」などの表記。

簡単に説明すると、数字が大きいほど転送速度は早くなります。ただし、HDDとPCの規格が一致していないとそのスピードの恩恵は受けられません。

ちなみに規格が異なる場合は、下位の規格で転送が行われます。

私は転送速度のことなどあまり深く考えずに買ってしまったのですが、あとで規格を確認すれば良かった…とちょっと後悔したので、みなさまはお手持ちのMacに合ったHDDをご購入ください。

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MacのUSB規格を確認する方法

macOS Ventura以降と以前(←リンクをクリックすると該当箇所にジャンプできます)に分けて、確認方法を解説していきます。

macOS Ventura以降をお使いの場合

1. 画面左上にあるAppleマークから「このマックについて」を選択

Macの画面

2.「詳細情報」をクリック

macOS Venturaの画面

3.左メニューから「一般」を選択。下にスクロールし「システムレポート」をクリック

macOS Venturaの画面

4. 左メニューの「ハードウェア」配下から「USB」をクリックすると、右側にUSBの詳細が表示される

Mac USB詳細画面

このMacの場合USB3.1なので、インターフェース(USB規格)が3.1のHDDを選ぶと大容量データの転送がストレスなく行えます。

以前のバージョンのmacOSをお使いの場合

1. 画面左上にあるAppleマークから「このマックについて」を選択

Macの画面

2. 「システムレポート」をクリック

「このMacについて」の画面

3. 左メニューの「ハードウェア」配下から「USB」をクリックすると、右側にUSBの詳細が表示される

Mac USB詳細画面

このMacの場合USB3.1なので、インターフェース(USB規格)が3.1のHDDを選ぶのが正解です。

*さらに細かい人向けに。iMac(24-inch, M1, 2021)では、Thunderbolt(USB4)を採用。今まで以上に高速のデータ通信が可能になっています。

オススメの外付けHDD(ポータブルタイプ)

ここからは、現在私が使っているHDDと、AppleのオペレーターさんにオススメしてもらったHDDを紹介していきたいと思います。

デザインや容量に違いがありますので、みなさまのご利用用途に合わせてご検討ください。

私のオススメ|WD Mac用ポータブルHDD

今、私が使っているHDD。WD(Western Digital)は、HDD・SDD両方のストレージで大きなシェアを持つアメリカのトップメーカー。

実際に使って、よかったこと

・購入してから3年ほど経つけれど、故障なく動いている

・Time Machine対応なので、設定不要で購入後すぐに使用できる

・Type-AとType-C、2種類のケーブル付きなので、新しいiMac(24-inch, M1, 2021)に買い替えたとき、 USB Type-Cハブを追加購入せずにデータ移行ができた

気になったこと

・旧モデルのMac(21.5-inch, Mid 2011)だと転送速度が遅く、初回のバックアップに数日かかった

・2019年モデルなので、少し古い

キップム
キップム

現在、旧モデルのMacを使っていて、近いうちに新モデルに買い替える予定がある人にオススメだよ!

商品のステータス
・容量:2TB/4TB/5TB
・カラー:ブラックのみ
・インターフェイス:USB3.0
・添付ケーブル:2種類(Type-A、Type-C)が標準添付
・サイズ:10.7×7.5×1.1 cm
・重さ:120g

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以下からは、Appleのオペレーターさんが「iMac(24-inch, M1, 2021)との互換性が確認ができている商品です」と言って紹介してくれたHDDになります。

Appleオススメ1|LaCie ポータブルHDD(最新)

無駄のない造形が美しい…と思ったLaCie(フランスに本社を置く周辺機器メーカー)最新のHDD。最大容量は5TB、USB3.2(Gen1)規格にも対応しており機能性も十分に兼ね備えています。ケースとパッケージに、リサイクル素材を使用するなど環境配慮がされているのも魅力。今使っているHDDの調子が悪くなったら、こちらを使ってみようと思っています。

★ 商品(Mobile Drive)のステータス
・容量:1TB/2TB/4TB/5TB
・カラー:ムーン・シルバーのみ
・インターフェイス:USB3.2規格に対応
・添付ケーブル: Type-Cのみ
・サイズ:11.8×8.5×1.4 cm
・重さ:180g

Appleオススメ2|LaCie ポータブルHDD

Time Machime対応で、オレンジがポイントのかわいいLaCieのHDD。耐落下性・耐衝撃性・耐環境性に優れているので、大切なデータを持ち運ぶ機会が多い人にオススメ。

商品のステータス
・容量:1TB/2TB/4TB/5TB
・カラー:1色のみ
・インターフェイス:USB3.0
・添付ケーブル:Type-Cのみ
・サイズ:13.5 x 8.6 x 1.9 cm
・重さ:約100g

Appleオススメ3|G-Technology ポータブルHDD

クリエイターにユーザーが多いG-Technology。Macにピッタリのオシャレなデザインで一目惚れしました。Type-AとType-C、2種類のケーブルがついているところと、容量やカラーの選択肢が多いところが魅力。

商品のステータス
・容量:1TB〜5TB
・カラー:スペースグレー/ゴールド/シルバー
・インターフェイス:USB-C
・添付ケーブル:USB-CとUSB-Aの両方のケーブルが付属(HDD側コネクタ形状:Type-C)
・サイズ:82(W)×110(D)×10.5(H)mm 
・重さ:138g

おわりに

ということで、「Time MachineにオススメのHDDと失敗しない選び方」について、たくさん書きましたが、いかがだったでしょうか。

私の経験と個人的な好みが大いに含まれているので、全てのみなさまにピタッと当てはまることはないかと思いますが、

HDD選ぶのめっちゃ悩む……

という方の一助になれば幸いです。

文章: yoko( @_yoko51_

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