心がときめく場所。
2019年8月20日、北海道の洞爺湖でそんなホテルに出会った。
Casa BRUTUSをパラパラと眺めている時、
「なんか良さそう!ここ泊まってみたい!」
と心の中で響いた声にしたがって、1泊2日で有名建築家 隈研吾さんによるホテルに滞在した。
結果は、大大大満足。
「わぁ!」と思わず声を出してしまった部屋をはじめ、温泉、料理、優しくて親切なスタッフさん、ホテルにある全てがワクワクと癒しをプレゼントしてくれた。
そんな WE Hotel Toya をたくさんの写真とともにレポート。
これから洞爺湖に行く人の役に立ちすように。
期待を超えるオシャレなホテル
JR洞爺駅から無料シャトルバス(事前予約制・当日予約可)に30分ほどゆられるとホテルに到着。
エントランスを通りロビーに入ると目に飛び込んでくる夕暮れの幻想的な洞爺湖。練習中だという、ちょっとカタコトな日本語で一生懸命説明してくれる外国人スタッフさんに心がほぐれていく。
ロビーから部屋まで、部屋から温泉まで、オシャレなものがたくさんたくさん目に入り、
移動の疲れも一気に吹き飛んだ。
部屋に入ると、優しい木の香りとウェルカムフルーツがお出迎え。心くすぐるフォトジェニックな場所満載の部屋に、ときめきが止まらず。写真を撮りまくった。
直線で整えられた部屋はシンプルで美しく快適。
ベッド脇でやわらかな光を放つランプは洞爺湖月浦にある「ガラス工房gla_gla」製とのこと。近くの人と手をつなぐ姿が素敵だなと思った。
ホテル内のサイン、部屋のカードキーや小物(ボックスや歯ブラシなど)は木製。
ずっとキュンキュンしたのは、きっと隅々まで隈研吾さんのこだわりが感じられる空間だったから。
絶景の露天風呂に心が喜ぶ
お部屋に満足したら浴衣を着て大浴場へ。撮影禁止だったので写真はないのだけれど、もう最高の一言。特に露天風呂。
夕方は水墨画のような、朝は澄み渡る青と緑の絶景に、自分が地球に溶け込んだような感覚になった。
頭の中から何にもなくなる。
この時間が持てただけでも、ここに来て本当によかったと思う。
景色をゆっくり楽しめるよう熱すぎない温度設定なのも嬉しい。
なんども、なんども足を運びたくなるお風呂。
思わず写真をとってしまったトイレ
色がポイントになった空間に惹かれて、カメラで記憶。
赤いハンドルがかわいい。
ドラマティックな空間で美味しいご飯
ディナーコースは5,000〜。予約必須。
イタリアの洞窟レストランのようなムーディーな空間で、めくるめく夢のような時間。三種盛りから始まり、お刺身、イベリコ豚のハーブ風味、茶そばなどなど、味も盛り付けもとても素敵だった。
朝食は、好きなものを好きなだけ楽しめるビュッフェスタイル。おしゃれなだけでなく、どれも美味しいのが高ポイント。
洞爺湖ロングラン花火大会を楽しむ
毎年行われている洞爺湖ロングラン花火大会(4月末〜10月末)。
私が中学生の頃からあったから歴史もロングラン。長く続く裏側に思いを馳せてなんだかジーンとしてしまった。
花火に合わせて、ホテルから洞爺湖温泉街までバスが出ているので、時間のある方は是非近くで花火を。きっと楽しい思い出ができるはず。
WE Hotel Toyaのオススメシーズンは、7・8・9月
中国人がオーナーらしく、オンシーズンの1・2・3月は、中国人がどっと押し寄せざわざわしているので
「ゆっくり過ごしたいのならオフシーズンがいいよ」
と親切な送迎バスの運転手さんが教えてくれた。
確かに、露天風呂をひとりじめできたので、ホテルや温泉を楽しむことが一番の目的だったら、私からもオフシーズをオススメしたい。
WE Hotel Toya 1泊の料金は?
「いくらぐらいで泊まれるのかな?」と気になった方は、
・ 温泉旅館の格安予約サイト『一休.com』
をチェック!
ちなみに、私の場合は、うろ覚えで申し訳ないのだけれど、、、1泊2食付きで1人30,000円ぐらいだったと思う。
高級ホテル・高級旅館という言葉にときめくアナタにおすすめ
現状私の中では最強のホテルムック本。美しい写真にウキウキ、何度手にとって眺めたかわからない程。
全国各地の魅惑的な温泉がたっぷり掲載されていて、見応えがある一冊。
ここも行ってみたい!あ。ここもいいな…!てなるところがホント素晴らし。
おわりに
チェックイン時間(15:00〜)に到着し、チェックアウト時間(12:00)ギリギリまでホテルでのんびりくつろぐのが、きっとココでの1番の過ごし方。
洞爺湖でどこに泊まろう?と悩んだら、ぜひ WE Hotel Toya を選んでいただきたいな。
最高です!
文章・写真: yoko( @_yoko51_)
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